ネガティブと相性の悪い、完璧主義にはなるな!

ネガティブ君と親友になった部屋

ネガティブの繰り返しで、抜け出せません。
もうどうしたらいいか・・・。

ネガティブから抜け出しにくい人の特徴として、
自分に厳しく真面目(=完璧主義)な人は、ネガティブから抜け出しにくい環境になっているんですよ。

ネガティブ歴30年以上、今ではネガティブ君と親友になった僕は、
小さな頃から細かいことが気になってしまう完璧主義でした。
それにより自分が許せず、人と関わるのも苦手でした。

自分が完璧主義なところもあるかもしれないと知っておくと、
ネガティブ沼にハマりにくく、抜け出しやすい環境作りができます。

僕ら側からしたら相性が悪いですが、あちら側からしたらネガティブと完璧主義は相性が抜群です。
敵に回したくない二つとなります。
幽遊白書でいうところの戸愚呂兄弟、ドラゴンボールでいうところの悟飯とトランクスでしょうか。
ネガティブだけでも大変なのに、完璧主義がいたらもうシェンロンに頼むしかありません笑

完璧主義にはネガティブな考え方から抜け出すためのヒントもたくさん詰まっているので、
完璧主義な自分を知り、ネガティブから抜け出すきっかけになると嬉しいです。

ネガティブと完璧主義の関係性

ネガティブな人は考えることが得意です。
やりたいことのイメージはあるのですが、思うようにいかないことで傷つきます。

完璧主義な人は、やりたいことを決めた後、イメージ通りにいかなかったり、
上手くいかなかったりする事が多いので、その分ネガティブを誘発してしまいます。

これだけでも、ネガティブな人が完璧主義であると、
自分の中にラスボスが二人いることと同じですね。

完璧主義はネガティブな考え方の人には無理ゲーに近いです。
減点方式のためマイナスなことに触れる機会が増えてしまいます。

格闘ゲームでいうと、もう抜け出せないハメ技で、倒れるまで終わらないやつです。
完璧主義で減点→ネガティブで自滅→完璧主義で減点→ネガティブで自滅
せっかく頑張って行動したところで、この無限ループだと痛みしかありませんよね。
「もう何もしたくない!!!」となるのが普通です。

完璧主義により自分の失敗を許すことができないから、落ち込んでしまうわけで、
そもそも許せていたり、完璧を求めたりしなければここまで自分を責める必要なんてありません。

完璧主義そのものは悪いものではありません。
根底にあるものは、「きっと自分ならできる!」と信じられているから完璧を求めるので、
あなたはあなたに期待をしているともいえます。

そもそも自分に期待していなければ、
ガッカリすることもないでしょうからね。

◆◇行動について◇◆
・ネガティブな人→考えてばかりで行動に移すことができない

・完璧主義な人 →完璧を求めすぎて行動に移すまでに時間がかかる

このふたつが合わさると行動に移すことが困難なのはお分かりいただけるでしょう。

自分のことがネガティブだと思っている方は、
ネガティブを抜け出す前に、完璧主義な一面が自分にないかを確認してみてください。
完璧主義な一面と上手く関わる事ができれば、ネガティブ沼にハマらない環境作りができるようになります。

完璧主義とネガティブは共通点が多いので、
完璧主義から抜け出せれば、自然とネガティブからも抜け出しやすくなっていきます。

では、次はデメリットについて考えていきましょう。

完璧主義によるデメリットについて

完璧主義によるデメリットを箇条書きにしてみました。

・完璧を求めるがあまり、何かを始めるときに慎重になりスピード感がない
・完璧でなければ失敗になるため、成功体験が少ない
・他人にも完璧を求めがち
・他人のミスや欠点が目につき、ストレスが溜まる
・細かい点に目がいき、全体を俯瞰(ふかん)して見ることを忘れる
・大小構わず完璧を求めるため、優先順位をつけるのが苦手
・自分の思うようにいかなくなると、途端にやる気がなくなってしまう
・失敗が多いため、新しいチャレンジにも時間がかかってしまう
・責任感が強いため、人に頼ることが苦手

このような傾向にあります。

ネガティブから抜け出したいのであれば、
完璧主義でいることのデメリットの方が多いとお分かりいただけるでしょう。

失敗しても死ぬわけではありません。
成功者と呼ばれる人たちは、人よりも多くの失敗をして、教訓を得て次に生かします。
そして成功するまで続けてきた人たちです。
失敗はできればしたくない気持ちはわかりますが、挑戦ができなくなるのは本末転倒です。

それでは、デメリットから完璧主義を抜け出す考え方に変換してみましょう。
変換は自分にしっくりくるような変換をすることをお勧めします。

楽観的に軽くほろ酔い気分で自分の都合よく変換してしまうのがコツです。
勢いよく変換して、深く考えないようにしてくださいね。
止まるとネガティブ君がうるさく言ってくるので、隙を作らないでください笑

・完璧を求めるがあまり、何かを始めるときに慎重になりスピード感がない
何かを始めたいと思ったら、考える前にとにかく行動してみる
・完璧でなければ失敗になるため、成功体験が少ない
失敗は成功のもと!失敗前提でハードルの低い成功を目指してみる
・他人にも完璧を求めがち
人は人、自分は自分、それぞれのレベルでみんな頑張って生きている
・他人のミスや欠点が目につくことでストレスが溜まる
目につくことは仕方がないので、自分のストレスを解消できるものを見つけよう
・細かい点に目がいき、全体を俯瞰(ふかん)して見ることを忘れる
ひとまわり大きな規模で物事を考える癖をつけよう(市区町村→都道府県)
・大小構わず完璧を求めるため、優先順位をつけるのが苦手
大事なものから行動するように心がけよう
・自分の思うようにいかなくなると、途端にやる気がなくなってしまう
初めから思うようにいったら奇跡!!くらいな気持ちで始めよう
・人よりも失敗をしているため、新しいチャレンジに時間がかかってしまう
失敗は悪いことではない、チャレンジを続けることの大切さを知ろう
・責任感が強いため、人に頼ることが苦手
頼みやすい簡単なことからお願いして、頼りやすい信頼関係を積み上げよう

自分なりにハードルの低い考え方を見つけてみてましょう。

まとめ

ネガティブを抜け出す前に、自分が完璧主義になってないか?を知ることの大切さが、
少しは分かっていただけましたでしょうか。

ネガティブを抜け出したくても完璧主義であることで、抜け出す難易度が高くなっています。

色々考えると動き出せなくなってしまいますので、
下記の3点だけでも意識してみてください。
続けていれば、ふと楽になる瞬間がきます。

・ハードルを下げ、小さな成功体験を積み重ねる
・失敗はするものだから、考える前に行動する
・人と自分を比べすぎない

完璧主義から抜け出すと、自分を責めることも人を責めることも減ります。
同時にストレスも減ります。
ネガティブになることも自然と減っていきます。

完璧を目指して物事に取り組める人は、基本的に真面目で優秀です。
自然と周りの人からも信頼される存在となっているはずです。

その反面、人に頼ることが苦手なため、もしかしたら手を差し伸べてくれた人の手を、
無下に振り払っている可能性もあります。
そのため深い信頼関係を築けなくなってしまいます。

完璧な人間は存在しません。ハードルを下げて60%〜70%を目指すくらいの
心のゆとりがあると結果的にゴールに早く到達できます。

自分のミスを許すことで、他人のことも許すことができます。
普段の生活の中から、ハードルを上げすぎてしまっているものがないか
今一度チェックして、上記の3点を意識して過ごしてみてください。

あなたが完璧主義から抜け出し、ネガティブからも抜け出すきっかけになれれば幸いです。
そして、抜け出した先にあなたもネガティブ君と親友になってもらえたら嬉しいです!

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